2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

スズメバチに要注意! 12月まで活動期 多毒種、県内にも繁殖

樹液をなめるキイロスズメバチ(県立中央博物館提供、立川浩之撮影)
樹液をなめるキイロスズメバチ(県立中央博物館提供、立川浩之撮影)

 秋にかけ最も攻撃的な時期を迎えるスズメバチ。刺されると死に至ることもあり、国内の犠牲者は年間数十人に上る。福岡県内では先月、ごみ拾いをしていた中学生57人が被害に遭った。中でも、毒の量が他のハチと比べ多く、県内にも繁殖するオオスズメバチの活動期間は12月上旬までと長い。専門家は「引き続き危険な状態で警戒が必要」と注意を呼び掛けている。

 千葉県立中央博物館(千葉市中央区)によると、千葉県内ではオオスズメバチやキイロスズメバチなどの種類が多く見られる。繁殖期を迎える秋口は巣が拡大、女王バチや幼虫を守ろうと最も攻撃的になるという。

 先月18日、福岡県内では山林で清掃活動中の中学生ら57人がスズメバチとみられるハチに刺され、病院で手当てを受けた。翌19日には、鹿児島市内の森林で中学生10人がキイロスズメバチに襲われた。

 刺されるのが2度目だと、体質によっては急性アレルギー反応で呼吸困難などに陥り、死に至ることもある。死者は全国で毎年20~30人、多い時では50~60人に上っているという。

 同館の自然誌・歴史研究部の宮野伸也部長(58)はハチに刺された時の対処法として「毒を吸引し水で洗浄、抗ヒスタミン剤を含む虫刺されの薬を塗る」という。症状が全身に及ぶ場合、医療機関の受診を勧める。


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