林野庁や学識経験者 倒木の緊急調査始まる 山武 【台風15号】

倒木の根元を計測する調査団員ら=27日午後0時半ごろ、山武市中津田
倒木の根元を計測する調査団員ら=27日午後0時半ごろ、山武市中津田

 台風15号による倒木被害の緊急調査が27日、山武市などで始まり、林野庁と県担当者、学識経験者ら16人の調査団が木の倒れ方などを確認した。県内大規模停電の要因にもなった倒木の被害状況を詳細に把握し、今後の復旧対策に反映させる狙い。調査結果は近く林野庁ホームページなどで公表する。

 台風15号の影響で県内では多数の倒木被害が確認されている。調査は28日までの2日間。訪問地は特に倒木被害が激しかった地域を県が選定し、県北東部では同市と八街市の3カ所、内房地域は富津市、君津市の3カ所とした。

 初日の27日は山武市中津田の調査が報道陣に公開された。現場は山間部の杉林で、根元や幹の途中から折れた大木が何本も折り重なっていた。調査団は倒木のサイズや種類、倒れた方向などの被害状況を定規で測ったりメモしたりしていた。

 調査団長を務める東京農工大の石川芳治名誉教授は「全体的に根と幹のバランスが悪く、根元から倒れた木が多いようだ。風向きや土壌の状況なども含め調べていきたい」と話した。


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