“巨人の顔”ありがとう 地元浦安 阿部捕手引退へ

阿部捕手がサヨナラホームランを打った際のサイン入り写真を手にする宮崎さん=24日、浦安市
阿部捕手がサヨナラホームランを打った際のサイン入り写真を手にする宮崎さん=24日、浦安市

 浦安市出身でプロ野球巨人の阿部慎之助捕手(40)が今季限りで現役を引退することが24日、明らかとなった。数々のタイトルを獲得し、“巨人の顔”として活躍した強打の捕手に、地元からはねぎらいの声が聞かれた。

 同市にあるそば店「太月」は、阿部捕手の行きつけ。店主の宮崎寿仁さん(56)によると、阿部捕手は分厚い豚肉を使ったカツ丼が好物で、小学生の頃から通っていたという。

 宮崎さんは「小さい頃は他の子より頭一つ分小さかった。こんなに活躍する選手になるとは」と驚く。「まだ活躍できると思うが、惜しまれながら身を引く姿は潔くてかっこいい。長い間、球界を盛り上げてくれてありがとうと伝えたい」。

 阿部選手が所属していた浦安リトルシニアで、当時ヘッドコーチを務めていた芝崎義男監督(70)は「当時は体が小さく、目立ってうまくはなかったが、バッティングセンスがあった」と振り返る。中学3年生になると、身長は170センチを超え、長打を打つように。「このまま伸びればプロで活躍すると思った。チームの中でも光っていた」。

 プロに入団してからも、市の子供たちを対象に野球教室を開催。チームには毎年硬式ボールを寄付してくれた。「19年間楽しませてくれた。今後は指導者として球界を引っ張ってほしい」と期待を寄せた。


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