「助け合って乗り越えて」 さかなクン、小島さん学校訪問 館山 【台風15号 支援の輪広がる】

魚の絵やギャグを披露し、被災地の子どもたちを喜ばせたさかなクン(左)と小島さん=18日午前11時5分ごろ、館山市の西岬小学校
魚の絵やギャグを披露し、被災地の子どもたちを喜ばせたさかなクン(左)と小島さん=18日午前11時5分ごろ、館山市の西岬小学校

 台風15号で甚大な被害を受けた館山市の子どもたちを勇気づけようと、東京海洋大学名誉博士で館山ふるさと大使のさかなクンとお笑い芸人の小島よしおさん=千葉市出身=が18日、館山市内の小学校を訪れた。まだ市内の一部地域で停電が続く中、2人は一発ギャグや魚の絵を披露し、被災地の児童を喜ばせた。

 同市では、17日までにすべての市立小学校が再開。しかし、一部施設が損傷したり、給食が提供できていなかったりと、台風の影響が色濃く残っている。

 テレビ番組などを通じて親交があるという2人。不安な日々を過ごす子どもたちに少しでも元気を届けようと、急きょさかなクンの呼び掛けで訪問が実現した。

 サプライズで市立西岬小(小熊敦校長)を訪れた2人は、子どもたち約60人にギャグや魚の知識を披露。最後に絵本やグッズをプレゼントすると、児童から笑みがこぼれた。小島さんは「大きな声を出すと気持ちが明るくなる。大変な時は『ダイジョブダイジョブー』と励まし合って」とアドバイスした。

 台風による停電で、一緒に暮らしていた魚が約30匹死んでしまったというさかなクンは「暑さや雨が続くが、一人で乗り切るのはすギョく大変。助け合って乗り越えたい。できることは全力でやる」と張り切っていた。

 同校6年の庄司ほのかさん(11)は「みんな元気になった。楽しいことを教えてくれてありがとう」と目を輝かせた。


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