21日再開目指し片付け作業急ピッチ 富津・マザー牧場 【台風15号】

台風で損傷し、白いシートが張られた「アグロドーム」=17日午後3時半、富津市田倉のマザー牧場
台風で損傷し、白いシートが張られた「アグロドーム」=17日午後3時半、富津市田倉のマザー牧場

 施設の損傷や停電のため、富津市田倉のマザー牧場は9日から臨時休園が続く。現在、3連休が始まる21日再開を目指して復旧作業を急いでいる。

 台風15号の直撃で、動物たちのショーが行われる全天候型施設アグロドームは、舞台背景の強化ガラスが割れ、壁の一部も吹き飛ばされた。他にも、羊小屋の屋根が壊れたり、園内各所で倒木が目立ち、点在する施設間を行き来できなくなった。秋の風物詩として、見頃を迎えるはずだったサルビアの花も全滅した。

 16日にようやく電気が回復し、今後2日間かけて点検しながら各施設の通電作業を進める。しかし、いまだに固定電話は通じない状態。幸いだったのは、動物たちがみんな無事だったことだという。

 本来は秋のイベントでにぎわう季節。倒木の撤去や施設の応急修理を進めるとともに、動物たちと触れ合えるイベントを一部を除いて再び開催する予定だ。

 同園宣伝課担当者は「社員総出で散乱した枝などの片付け作業を続けた。積雪で数日休園したことはあったが、台風でこれだけ長く休むのは初めて」と困惑する。


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