最盛期の梨壊滅 「お手上げ」ため息 香取、鎌ケ谷

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台風の影響で多くの梨が落下した鈴木博志梨園=9日、香取市
台風の影響で多くの梨が落下した鈴木博志梨園=9日、香取市

 台風15号は収穫時期を迎えていた農作物にも深刻な被害をもたらした。

 香取市返田で梨とキウイフルーツを栽培する「鈴木博志梨園」は、実った梨が地面に落下しほぼ全滅。キウイフルーツも棚が壊れ、半分ほどが被害に遭った。代表の鈴木博志さん(75)は「50年以上やっているが、こんなに被害が出たのは初めて。梨は収穫の最盛期を迎えていたが、お手上げ状態」と肩を落とした。

 鎌ケ谷市農業振興課によると、台風被害の確認のため、梨農家に市役所の職員らを派遣。市内には約180軒の梨農家があるが、半分程度が落下し商品にならない状況だという。

 昨年にも台風の被害はあったが、収穫が終わったころ。担当者は「ここ最近でまれにみる被害。ちょうど収穫時期なのでダメージは大きい」とため息をもらした。