習志野、紅陵タッグ 未来の侍演奏で後押し U18壮行試合

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総勢300人以上の大演奏で試合を盛り上げた習志野高校と拓殖大学紅陵高校の吹奏楽部=26日、東京都新宿区の明治神宮野球場
総勢300人以上の大演奏で試合を盛り上げた習志野高校と拓殖大学紅陵高校の吹奏楽部=26日、東京都新宿区の明治神宮野球場

 千葉県が誇る高校吹奏楽の名門2校が、未来の侍ジャパン選手が繰り広げる熱戦を盛り上げた。26日に東京都新宿区の明治神宮野球場で行われた高校日本代表対大学日本代表の壮行試合で、全日本吹奏楽コンクールの常連である習志野高校と、野球応援用に多くのオリジナル曲を持つ拓殖大学紅陵高校の吹奏楽部が“タッグ”。この日のためにつくられたオリジナル曲も披露し、高校代表に向けて息の合った演奏を響かせた。

 両校合わせて総勢300人以上が大学野球の聖地に集結。春夏の甲子園で応援経験もある習志野の部長、酒井悠歌さん(18)は「しっかり応援して、日本代表をサポートしたい」と意気込み、懸命に指揮を振った。サックスで美しい音色を奏でた拓大紅陵の部長、鳩飼桃子さん(18)は「紅陵の応援曲を全国の人たちに聴いてもらえるのはうれしい」と感慨深げに語った。

 約30の応援曲を用意。二回の攻撃では、無死二塁の好機に「紅陵ボンバー」を演奏。敵失の間に先制点を奪うと、三塁側スタンドは大歓声に包まれた。

 五回終了時には、両チームによる応援合戦も実施。習志野と拓大紅陵は両校のチャンステーマ「レッツゴー習志野」と「チャンス紅陵」をメドレー形式に編曲したオリジナル曲「ツインクリムゾンパワー」を披露。詰めかけた大観衆を魅了した。

 両校は2015年に企画した野球応援曲のみを演奏するコンサートをきっかけに毎年交流。今大会に向けた合同練習も一度のみだったが、お互いの応援曲は全て暗譜。拓大紅陵の顧問、吹田正人教諭(56)は「良く知る学校同士。生徒らも楽しそうにやっていた」と練習の様子を振り返った。

 両校での応援は日本野球機構(NPB)からの要望で実現。習志野の顧問、海老沢博教諭(40)は「日本を代表する選手を応援できることに感謝したい」と語った。