韓国旅行者3割減 成田空港 お盆速報値 関係悪化影響

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成田空港に駐機中の大韓航空機=23日
成田空港に駐機中の大韓航空機=23日

 東京入管成田空港支局は23日、お盆期間(9~18日)の成田空港の出入国者数(速報値)を発表した。前年比約4・6%増の約105万6680人となり、昨年に引き続き10日間で100万人を突破したが、元徴用工問題などを背景に韓国では日本への旅行自粛ムードが広がっており、短期滞在で入国した韓国人は1万2300人と前年と比べ3割以上減らした。同支局の福谷孝二次長は「現在の日韓関係の影響があると感じている」と話している。

 期間中の出国者数は4・8%増の54万180人で、内訳は日本人29万5910人(前年比約5・8%増)、外国人24万4270人(同3・6%増)。入国(帰国)者数は4・5%増の51万6500人で、日本人は29万9240人(同6・0%増)。外国人は21万7260人(同2・5%増)。

 出国ピークは11日で6万1250人、入国ピークは18日で6万10人。出入国ピークは18日の11万4160人で、1日の出入国者数として開港以来最多を更新した。

 航空路線別出国者数では、アメリカが11万900人(同10・9%増)で、中国6万900人(同1・3%減)と続く。韓国は5万8200人(同4・3%増)で、韓国に渡航する日本人への影響は少なかったとみられる。

 外国人の新規入国者では、中国(4万7530人)、台湾(2万5420人)、アメリカ(1万6650人)と続いた。韓国は1万2260人で同34・7%減。香港はデモによる空港の閉鎖で出た欠航便の影響がみられ、1万530人と10・1%減らした。