謝恩会でわいせつ行為 男性看護師女性6人に、減給処分 千葉県病院局

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わいせつ行為の懲戒処分を公表し、謝罪する松尾晴介副病院局長(中央)ら=7日、千葉市中央区の千葉県庁
わいせつ行為の懲戒処分を公表し、謝罪する松尾晴介副病院局長(中央)ら=7日、千葉市中央区の千葉県庁

 千葉県病院局は7日、県内看護専門学校卒業生の20~30代女性6人に飲み会でわいせつな行為をしたとして、県立病院の40代の男性主任看護師を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。男性看護師は尻をつかんでもむ▽着衣を引っ張って胸をのぞく▽手の親指をなめる▽肩、腕、ももを触る-などの行為をしたという。

 同局経営管理課によると、男性看護師は今年3月9日未明、県外のカラオケ店で開かれた看護学校の卒業謝恩会の3次会に招かれて参加。卒業生男女15人のうち、女性6人にわいせつ行為をした。卒業生は在学中、男性の勤務先で実習しており、被害女性の中には男性の指導を受けた人もいた。

 被害に遭った複数の卒業生の申し出を受け、学校の教員が男性看護師の勤務先病院に報告。同局が調査した。

 男性は「2次会時点でだいぶ酔っており、断片的にしか覚えていないが、(被害者が)そう言っているのならその通りだろう」と話しているという。勤務を続けている。

 同局は、処分を減給にとどめた理由について「前例などを踏まえて判断した」と説明。ただ、同局では過去に、車中で嫌がる女性に抱きつき、胸を触るなどした男性医師を停職6カ月にした例もある。

 同局は個人の特定を避けるためとして男性看護師の勤務先や年齢、飲み会会場の所在地について、詳細を伏せたまま公表した。

 処分に時間がかかったことについて、同課は「他にも被害がないか調査したり、処分の程度を検討したりしていた」と説明している。