2020夏季千葉県高等学校野球大会

3日間で指導・警告100件 千葉県警がピスト自転車実態調査

携帯電話の使用は交通違反として指導・警告の対象になる=写真と記事は直接関係ありません
携帯電話の使用は交通違反として指導・警告の対象になる=写真と記事は直接関係ありません

 千葉県内でもブレーキのない競技用自転車(ノーブレーキ・ピスト)が摘発されるなど、自転車の交通違反が後を絶たない中、千葉県警は11日からの3日間、主要駅周辺でピスト自転車の実態調査を行った。延べ7537台を調べた結果、ピスト自転車は1台。しかも、ブレーキ装着で問題なかった。しかし、ヘッドホン(イヤホン)や携帯電話の使用で100件の指導・警告が出されており、交通ルールに対する意識の希薄さが浮き彫りとなった。

 県警交通総務課によると、調査は、人口密集地を管轄する千葉中央、船橋、柏、市川、松戸の5署が実施。11~13日の午前7~8時の1時間、自転車で通勤・通学する利用者が多い駅延べ19カ所で、走行中の7537台を調べた。こうした調査は県警としては異例だ。

 その結果、ピスト自転車は柏市のJR柏駅前で1人が乗っていたが、前後輪ともブレーキを付けており違反はなかった。

 だが一方で、携帯電話、ヘッドホン(イヤホン)の使用、2人乗りなどの交通違反が相次いで見つかり、県警が出した指導・警告は100件に上った。JR市川駅前など市川市内3カ所で37件、船橋市でも、JR船橋駅前など3カ所で36件と目立つ。

 今回の調査結果を受け県警は、会社員や学生が通勤・通学にピスト自転車を使うことは少ないと判断。調べ方の視点を変え、引き続き実態把握に取り組む方針だ。

 また、相次いだ交通違反について、「100件は多い。ルールやマナーが順守されていないということ。悪質なものは交通切符での摘発も辞さない構えで臨む」とし、今後も取り締まりを強化する。


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