死因出血性ショックか 刺し傷深さ10センチ以上 富里女性殺害遺棄

  • LINEで送る

 神奈川県真鶴町の駐車場に止めてあったワゴン車内から富里市に住む中国籍の女性の遺体が見つかった事件で、成田署捜査本部は8日、司法解剖の結果、死因は鎖骨付近の動脈損傷による出血性ショックの疑いがあると発表した。背中などに複数あった刺し傷のうち致命傷となった傷は10センチ以上の深さがあったといい、捜査本部は凶器の数や種類などの特定を進める。

 捜査本部によると、死亡したのは同市日吉台、会社員、李小明さん(45)。遺体の状況から、死後約5~10日が経過しているとみられる。服には血液が付着し、一部が損傷していた。

 捜査本部は8日、遺体が見つかった車内を調べており、9日も検証を継続。一方、李さんが行方不明になったとされる6月28日朝、自宅の最寄り駅で、李さんらしき人物が防犯カメラに写っており、捜査本部は足取りを慎重に捜査する。

 事件を巡っては、李さんの中学生の息子が6月30日に「母親がいなくなった」と同署に届け出。千葉県警の警察官が7月6日、李さんに関係する車として駐車中のワゴン車内を確認し、後部の床で遺体を見つけた。当時、エンジンは停止した状態で、鍵がかかっていた。