同僚の現金盗んだ疑い 千葉県警巡査長を書類送検

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 同僚警察官の部屋に侵入し現金を盗んだとして、千葉県警は30日、住居侵入と窃盗の疑いで市川署地域課の男性巡査長(27)を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした。巡査長は同日付で依願退職した。

 書類送検容疑は4月8日午後と9日午前の2回にわたり、市川市内にある独身者向けの官舎で、同署の20代の男性警察官の部屋に侵入、財布から現金計4万3千円を盗んだ疑い。

 県警監察官室によると、巡査長は以前、男性警察官と同じ交番に勤務。官舎には居住していなかったが、普段から男性警察官の部屋を訪ねるなどしていた。巡査長を疑った男性警察官が、被害を上司に相談し発覚した。

 巡査長は両日とも非番で、男性警察官の不在時に隠し場所を知っていた鍵を使い侵入。県警の調べに「生活費が欲しかった」と説明し「取り返しの付かないことをした」と反省の言葉を述べているという。県警は逃亡や証拠隠滅の恐れがないため逮捕しなかったと説明している。山本能之首席監察官は「警察官として言語道断で誠に遺憾。職員に対する指導を徹底し、信頼回復に努める」とコメントした。