拉致疑いの男性発見 調査会「53歳元自衛官」 千葉県警

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 千葉県警外事課は20日、行方不明になり「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない」としていた50代男性を今年4月に国内で発見したと発表した。男性は1992年に失踪していた。同課はプライバシーを理由に詳細を明らかにせず、「拉致でないと断定した」と話すにとどめている。

 拉致問題に取り組む民間団体「特定失踪者問題調査会」は同日午後、男性について、拉致の疑いを否定できない行方不明者として調査会が公開していた、53歳の元陸上自衛官と明らかにした。

 調査会によると、男性は26歳だった92年5月、横浜市の実家から外出したまま行方が分からなくなり、家族が届け出ていた。

 県警は、拉致の可能性を排除できない行方不明者26人をホームページで公開している。今回見つかった男性は家族の意向で非公開だった。県警が管轄する不明者は33人となり、全国では882人になった。