2019年5月17日 05:00 | 無料公開
栗原なぎさ被告の実母が、弁護側の情状証人として出廷した。沖縄で暮らしていた頃の孫の心愛さんについて「優しい子。何でもできて、みんなから好かれていた。母親(なぎさ被告)といつも楽しそうにしていた」と話した。
勇一郎被告については、当初は礼儀正しい人だと思っていたが、なぎさ被告が入院した病院で会った際に「自分たちに関わるな」と言われたと証言。「これが本性だと思った」と述べた。
また、なぎさ被告らが野田市へ転居してからは一度も連絡を取っておらず、事件も報道で知ったと明らかにした。なぎさ被告がドメスティックバイオレンス(DV)を受けていると認識しており「連絡すると娘への暴力がひどくなると思った」とした。
法廷でうつむきがちだったなぎさ被告だったが、実母の証人尋問では何度も涙をぬぐうしぐさを見せた。
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