高齢女性も関与か 逮捕の男「車で死亡した」 東金男性遺棄

  • LINEで送る

大内さんの自宅アパートに入る千葉県警捜査員(写真は一部加工)=4日午後1時10分ごろ、千葉市中央区白旗3
大内さんの自宅アパートに入る千葉県警捜査員(写真は一部加工)=4日午後1時10分ごろ、千葉市中央区白旗3
送検のため千葉南署を出る進藤容疑者=4日午後0時28分
送検のため千葉南署を出る進藤容疑者=4日午後0時28分

 東金市松之郷の雑木林に大内軍際さん(79)=千葉市中央区白旗3=の遺体が埋められた事件で、遺体を運んだとみられる軽乗用車に高齢の女性が同乗していたことが4日、千葉県警への取材で分かった。県警は女性が遺棄について事情を知っているとみて行方を捜している。

 また、千葉中央署が死体遺棄容疑で逮捕したいずれも同区大巌寺町の無職、進藤正幸容疑者(69)と大石徳雄容疑者(69)が「埼玉の山に置き去りにしようとしたが、適当な場所がなく東金にした」「車の中で亡くなくなったので埋めた」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で判明。県警は同日、両容疑者を送検した。

 捜査関係者によると、大石容疑者は遺棄現場近くに住んでいたことがあり、土地勘があった。また、進藤容疑者が3月ごろ、遺体を運んだとされる軽乗用車を処分しようとしていた。県警は証拠隠滅を図ろうとしたとみて、押収した車両を詳しく調べる。

 進藤容疑者の自宅近くの女性によると、両容疑者と大内さんは福祉関係の寮で知り合い、互いの家で寝泊まりする仲だったという。ただ、大内さんが数カ月前、女性に助けを求めに来たといい「体中があざだらけだった。金の貸し借りのトラブルがあったと聞いた。最近姿を見かけないからおかしいと思ったが…」と話した。

 大内さんは昨年2月と11月、金銭を巡るトラブルを同署に相談。いずれも遺棄に使った車に乗っていた女性が関係していたという。