処方薬、許可なく所持 千葉県警、容疑で男5人逮捕 野田中央病院を捜索

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野田中央病院の家宅捜索に入る千葉県警の捜査員=12日午後2時37分、野田市二ツ塚(共同)
野田中央病院の家宅捜索に入る千葉県警の捜査員=12日午後2時37分、野田市二ツ塚(共同)

 販売するために許可なく処方薬を所持したなどとして、千葉県警は12日、医薬品医療機器法違反容疑で、会社役員ら東京都や埼玉県の男5人を逮捕した。薬を処方していた野田市二ツ塚の野田中央病院を、同容疑や医師法違反容疑などで家宅捜索した。捜査関係者への取材で分かった。県警は病院が違法性を認識していたとみており、病院幹部らから任意で事情を聴いている。

 捜査関係者によると、男らは共謀し昨年秋~今年2月、肝機能の改善に使う医薬品「ラエンネック」を法律で必要な許可なく販売や譲渡の目的で所持した疑いが持たれている。

 県警は、男らが他人の保険証を使うなどして数種類の薬の入手を繰り返し、販売や譲渡していたとみて、昨年秋ごろから捜査していた。12日は県内外の関係先十数カ所を家宅捜索した。

 男らは入手や譲渡などそれぞれ役割を分担していたとみられる。

 野田中央病院のホームページによると、病院は1996年4月に開院し、医療法人社団「喜晴会」が運営。内科や外科、リハビリテーション科などがあり、病床数は34。人間ドックや人工透析も実施している。