市議殺害容疑、娘婿逮捕 統一選出馬巡り確執か 木更津

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送検される石川容疑者=11日午後0時28分、木更津署
送検される石川容疑者=11日午後0時28分、木更津署

 木更津市中央2のマンションで9日夜、市議の石川哲久さん(71)が自室玄関付近で血だらけで倒れているのが見つかった殺人事件で、千葉県警は木更津署に特別捜査班を設置し10日深夜、殺人容疑で娘婿の岡山市東区、無職、石川祥一容疑者(44)を逮捕、11日に送検した。県警によると、刃物で突き刺すなどした行為は認めているが、「殺意については違う」と容疑の一部を否認している。

 石川市議と祥一容疑者の間で、今春の統一地方選への出馬を巡る確執があったとみられ、県警は事件の動機につながった可能性も視野に調べている。

 逮捕容疑は、9日午後7時20分ごろから同8時50分ごろまでの間、マンション12階の市議宅で、頭や顔を鈍器のようなもので殴打し、胸や腕などを複数回刺して殺害した疑い。12日に司法解剖して死因を調べる。

 10日未明に東京都内のバスターミナルに1人でいるところを確保された際、持っていたバッグの中に血の付いた包丁などがあり「用意していた」と供述。県警は計画的だったとみて、市議宅を訪れた経緯を調べる。

 県警によると、市議の妻や娘、孫が夕食後の9日午後7時20分ごろ、市議宅から外出。妻が市議に電話したが、つながらなかったため同8時50分ごろ帰宅したところ、出血しうつぶせで倒れている市議を見つけた。12階にある自室の玄関の扉に体が挟まった状態だった。