「夏に沖縄」言わされたか 心愛さん、親族が滞在否定 野田小4女児死亡

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 野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅浴室で死亡し、傷害容疑で両親が逮捕された事件で、心愛さんが2018年の夏休み明けに「沖縄は楽しかった。お母さんと一緒に宿題をした」と担任に話したが、実際は現地へ行っていない可能性が高いことが1日、関係者への取材で分かった。

 事件の検証を進める自治体や県警は、うそを言わされた疑いがあるとみて背景や経緯、当時の所在などを確認する。

 父親の勇一郎容疑者(41)は夏休み明けの18年9月3日、学校に「家族で沖縄の母方の実家にいる。今週は娘を休ませる」と連絡。母親のなぎさ容疑者(32)の親族の具合が悪いためと説明したが、関係者によると、親族らが滞在を否定した。

 野田市の関係者らによると、心愛さんは18年8月末までの夏休みが明けて最初に登校した9月10日ごろ、担任に「沖縄は楽しかった」と話した。

 千葉県柏児童相談所は勇一郎容疑者の欠席連絡を受けた学校から「母方の実家との関係は悪いと聞いていたので、父の話に不自然さを感じた」と伝えられながら心愛さんの所在確認をせず、登校したとの連絡を受けた後も対応を取らなかった。