身動き封じ殺害か 縛られ、顔に粘着テープ 山武の男性殺害

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 山武市埴谷の木材加工会社の工場で、誉田一夫さん(71)が死亡しているのが見つかった殺人事件で、誉田さんの顔に粘着テープのようなものが巻かれ、手足が縛られ、身動きが取れない状態で殺害された可能性があることが27日、捜査関係者への取材で分かった。千葉県警は同日、司法解剖の結果、死因は不詳と発表した。

 25日夜、誉田さんが生活していた工場内の居住スペースの床で死亡しているのを、連絡が取れず不審に思い訪れた女性従業員らが見つけた。県警は、遺体の状況などから殺人事件と断定して山武署に捜査本部を設置し、誉田さんを殺害した人物の行方を追うなどしている。

 誉田さんは顔の一部が変色し、顔に血が付着していた。顔に粘着テープを巻かれ、手足を縛られていたことから、県警は金品目当ての強盗と怨恨(えんこん)による犯行の両面で捜査している。

 県警は「捜査に支障がある」として、詳しい傷の状況や生存が確認されている日時を明らかにしていない。死後経過時間も明らかでないが、捜査関係者によると、見つかった当日か前日ごろに殺害されたとみられる。