<野田小4女児死亡>児相、会議途中で退席 「人選間に合わず」に批判も

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 野田市が19日に開いた市要保護児童対策地域協議会の実務者会議で、議題が栗原心愛さん事件の検証に移る際、構成メンバーの県柏児童相談所の職員が全員退席した。児相は「検証の適任者の選定が間に合わなかった」と説明したが、事件の事実確認が十分に行えず、「検証が遅れる。残念」と批判の声も上がった。

 市などによると、会議には児相職員3人が出席。3人は市が提案した虐待事案の再発防止に向けた会議見直し方針の説明を受けた。議題が事件の概要や経過の説明へと進むタイミングで退席したという。児相は会議直前に、同市へ中座する旨を伝えていた。

 同日は、事件が起きた課題を抽出する予定だったが、児相が不在となり市や学校の報告にとどまった。

 事件を受け、実務者会議では従来の業務に加え、事件の詳細な検証に取り組むことが決まっている。同日検証作業に入ることは児相に事前に伝えられていたが、児相担当者は「(検証に)どの立場の者が出なければならないか、調整できなかった」と弁明した。

 今村繁副市長は「一刻も早く再発防止策を進めたい。児相は早くメンバーを決めてほしい」と求めた。