<野田小4女児死亡>関係者会議機能せず 要保護児情報、連携に不備

  • LINEで送る

 野田市は7日、虐待などで保護や対応が必要な児童らについて関係機関で情報共有する「市要保護児童対策地域協議会」の臨時会議を開き、栗原心愛さんの死亡について今村繁副市長が関係機関の連携に不備があったと振り返った。さらに、同協議会が機能していれば「(栗原心愛さんを)救えた可能性がある」と組織のあり方を見直す必要があると訴えた。

 同協議会は毎月会合を開いて要保護児童の情報を共有しているが、心愛さんが死亡した事件を受けて、臨時に開催した。

 会議冒頭、出席した市や市教育委員会、県柏児童相談所、野田署など関係機関の担当者らで心愛さんに黙とうを捧げ冥福を祈った。今村副市長は「(関係機関が)きちんと連携していれば、防げたのではないか」と問題視した。

 あいさつ後は非公開に切り替えて情報交換。会議後の会見で今村副市長は「議事録はなく、(膨大な)資料が関係者に配られるのは会議前日か当日」と問題点を挙げた。会議が形骸化しており実務者の有効な情報共有の場になっていないとし、運営法の改善を呼び掛けた。

 心愛さんへの対応・検証が注目されたが、臨時会議は事件に絞った議論とせず、19日に開く実務者会議で検討するとした。