飲酒運転50歳教諭免職 体罰の男性講師は停職 千葉県教委

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 千葉県教委は21日、飲酒運転をして物損事故を起こした木更津市立高柳小学校の瀧口恵美子教諭(50)を懲戒免職処分にした。飲酒運転での懲戒処分は本年度4人目。また、担任する特別支援学級の児童らに暴言や頬をたたく体罰を行った市川市立小学校の男性講師(30)を停職3カ月、監督責任を問い同校の女性校長(56)を戒告の懲戒処分にした。

 県教委によると、2年生の学級担任だった瀧口教諭は今月3日夜、木更津市内の自宅で飲酒後、近くのコンビニへ向かうため乗用車を運転。市道脇の駐車場に止めてあった車2台と住宅の塀に衝突し、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で木更津署に現行犯逮捕された。

 当日は市内の飲食店で約3時間にわたり、同僚や保護者らとの懇親会でビールや焼酎を飲み、車の運転代行業者を呼んで帰宅。その後も焼酎の水割り500ミリリットル2杯を飲んで事故を起こした。

 県教委の聞き取りに「少しくらいなら(運転しても)大丈夫だと思った」と話したという。

 男性講師は5~10月、特別支援学級の授業中の教室などで、1~6年生全19人に対し「ばか野郎」「殺す」などの暴言や、担任する3~4年生の男女5人の頬をたたく体罰を繰り返した。尻を蹴られた児童もいた。

 威圧的な言動があるとして、5月に校長や市教委が指導したが改善されず、10月11日に保護者から市教委へ相談があり一連の体罰が発覚した。男性講師は「指導がうまくいかず感情的になり、気持ちを抑えることができなかった」と話し、同15日から自宅謹慎になっていた。

 保護者の一部は、体罰について県警に相談しているという。

 県教委は「このような事態を招き極めて遺憾。県民の信頼を大きく裏切り申し訳ない。不祥事根絶に向けた取り組みを根気よく実行していくことで、再発防止の実効性を高めていきたい」とし、21日付で、綱紀粛正を図るよう各市町村教委や県立学校へ文書で通知した。