殺害や遺棄認める 銚子漁港切断遺体

  • LINEで送る

 銚子市の銚子漁港で2016年9月、小野拓也さん=当時(33)、茨城県牛久市=の切断遺体が見つかった事件で、殺人や死体損壊・遺棄などの罪に問われた住所不定、無職、友杉親平被告(34)は13日、千葉地裁(岡部豪裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 冒頭陳述で検察側は、小野さんから誘われた強盗計画に参加したくないと思い、小野さん殺害を提案した麻崎康秀被告(38)=殺人罪などで起訴=らと共に犯行に及んだと指摘。凶器のハンマーや包丁を用意しており「役割分担を決め計画性が高く、主導的役割を果たした」とした。

 弁護側は、麻崎被告から「小野をやるしかない」と殺害を持ち掛けられと述べ、麻崎被告が主導し、従属的だったと主張した。

 起訴状などによると、麻崎被告らと共謀し同8月、牛久市の運動公園駐車場から我孫子市内のアパートへ向かう走行中の軽乗用車内で、小野さん顔や頭をハンマーで殴り、口をふさぐなどして殺害。同アパートで包丁などを使い小野さんの遺体を切断し、銚子大橋(銚子市)から利根川に遺棄するなどしたとしている。

 事件前、小野さんらと共謀して金庫を奪おうと住宅に侵入して失敗し、友杉、麻崎両被告で小野さんへ計100万円を支払った。事件後、友杉被告は一時ペルーへ国外逃亡していた。