会社から8100万着服か 容疑男「すべて馬券に」 千葉県警逮捕

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 経理担当として勤務していた会社の預金口座から現金3634万5千円を横領したとして、千葉県警捜査2課は7日、業務上横領の疑いで、四街道市大日、元会社員、鈴木徳之容疑者(63)を逮捕した。容疑を認め「ほぼすべて馬券の購入に使った」と供述しており、同課はほかにも同様の手口で計約8100万円を着服していたとみて、裏付けを進める。

 逮捕容疑は2012年9月~14年8月、自宅のパソコンを使い151回にわたり、勤務していたリース会社「リネン・テック」(千葉市緑区古市場町)の口座から自分の口座に送金するなどして、現金計3634万5千円を横領した疑い。

 同課によると、金を移した自分の口座からインターネットで馬券を買っていた。同課は、11年ごろから今年2月ごろまでの間、同様の手口で400回近く不正に送金するなどして計約8100万円を着服していたとみている。

 08年12月に入社し昨年6月末に退職するまで、同社の経理業務全般をほぼ1人で担当していた。今年1月の同社への税務調査で不審な領収書が見つかり発覚。鈴木容疑者は架空の領収書を作成するなどして着服を隠蔽(いんぺい)していた。

 退職後も同社のIDやパスワードを使い、インターネットバンキングで口座から現金を引き出していた。同社が今年6月、県警へ告訴した。