A滑走路に“爆発物” 3時間閉鎖、千葉県警撤去 成田空港

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爆発物らしきものが発見された現場周辺を調べる関係者=13日午前7時46分、成田空港
爆発物らしきものが発見された現場周辺を調べる関係者=13日午前7時46分、成田空港

 13日午前2時半ごろ、成田空港のA滑走路近くの緑地帯で、整備工事をしていた作業員が爆発物のようなものを見つけ、成田国際空港会社(NAA)に連絡した。同社は2本ある滑走路のうち、A滑走路を閉鎖。千葉県警の爆発物処理班が撤去し、午前5時半の閉鎖から約3時間後の午前8時20分ごろ運用を再開した。

 県警などによると、地上から深さ約40~50センチの地中に一部が埋まってる状態で発見。長さ約60センチ、直径10センチの円柱状の金属で後部に羽が付いていた。県警は成田空港の反対運動「成田闘争」の際に使われた飛行弾と形状が似ていると指摘。

 捜査関係者によると、30年以上前に使われた飛行弾に近い形状で、爆発の危険性は低いとみられる。反対派による飛行弾は、2008年3月に最後の使用が確認されている。

 同社によると、滑走路は2本とも原則午前6時から運用。A滑走路閉鎖の影響で、成田空港に到着予定だったマレーシア航空の便が韓国・仁川空港へ行き先を変更した。今後の工事に影響はないという。成田は地元農民や支援の活動家らによる激しい闘争を経て、1978年5月に開港した。