不明者発見 ワンダフル! 警察犬2頭にご褒美

  • LINEで送る

ご褒美のドッグフードの匂いに反応する警察犬のフローニ(左)とカレン=11日、千葉県警本部

 7~8月に行方不明者3人の発見に貢献したとして、いずれも雌のシェパードの警察犬、フローニ(8)とカレン(2)の2頭に千葉県警生活安全部の延沢加寿雄部長は11日、表彰状とご褒美のドッグフードを贈った。ワンダフルな活躍に、豪快なスキンシップで褒めた。

 2頭は8月31日未明、行方が分からなくなった男児(11)を靴のにおいを手掛かりに捜索し、約25分後、自宅から約700メートル離れた公園のベンチで寝ている男児を見つけた。公園の出入り口付近で高く上げた鼻をせわしなく動かし、ハンドラーに知らせた。

 ほかにも、いずれも深夜に30分足らずで男児(10)と高齢男性(79)を無事見つけ出した。2頭は昨年から一緒に出動している。

 フローニは県警の現役警察犬で最年長。ハンドラーで鑑識課警察犬係の水野隆之巡査部長(46)は「昼夜問わず活動し、貢献できてうれしい」。同係の佐伯宏大巡査長(29)は2年目のカレンに「意欲が高く、訓練の成果が出た」と喜んだ。

 県警直轄の警察犬6頭の出動は今年1~8月、441件(不明事案394、事件34、広報活動13)。昨年1年間の554件を上回るペースで出動している。