潮干狩り2人溺れ死亡 船橋・三番瀬

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 船橋市潮見町のふなばし三番瀬海浜公園東側の海岸で9日午前から昼にかけ、それぞれ潮干狩りをしていた男女3人が相次いで溺れ、埼玉県川口市前上町、無職、小林光紀さん(78)が死亡し、市川市大町、中国籍の芦瑞珠さん(55)が行方不明となった。芦さんは10日午前9時35分ごろ、現場近くの海上にうつぶせで浮いているのが見つかり、死亡が確認された。溺れたもう1人の50代女性は近くのサーファーに救助され無事だった。

 船橋署によると、9日午前11時15分ごろ、現場近くにいた男性から「老いた人が溺れ、引き上げたが意識がない」と110番通報があった。同署員が駆けつけた時には小林さんは心肺停止状態で、約1時間半後に搬送先の病院で死亡が確認された。小林さんは友人らと4人で潮干狩りをしていたとみられる。

 芦さんら女性2人は小林さんとは別のグループで、同日午後0時50分ごろ、浅瀬で潮干狩りをしていて溺れた。救助された50代女性は「満ち潮になり、岸に戻ろうとしたところ溺れた」と話したという。

 千葉海上保安部などによると、現場は海岸から200~300メートルの浅瀬で、関係者以外立入禁止だったが、40人ほどが潮干狩りしていたという。9日の昼前後は約12メートルの風が吹き、波の高さは約1メートルだった。