<閉館水族館のイルカ飼育>銚子市に意見殺到1335件 「かわいそう」「どうにか対応を」

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閉園した犬吠埼マリンパークで飼育されているイルカ(公道より撮影)=銚子市犬吠埼

 閉館から半年以上経過した水族館「犬吠埼マリンパーク」(銚子市)でイルカ1頭が飼育されている状況を巡り、同市は29日の定例記者会見で、メールや手紙など1335件が市に寄せられていると明らかにした。越川信一市長は「事業者の譲渡交渉が進展するよう、注視している」と述べた。

 市秘書広報課によると、12~29日昼に、メール1185件、手紙144通、電話6件が寄せられた。飼育状況に注目する動物愛護団体が意見の送付を呼び掛けており、その後、報道の影響もあって増加した。「イルカがかわいそう」「市がどうにか対応できないか」といった内容が多いという。

 一方、市側には管理監督権限はなく、運営会社と連絡が取れない状況が続いている。「交渉の進展を見守っている」とする越川市長は水質や飼育環境について「県からは(運営会社が)しっかり管理していると聞いている」と説明。

 さらに、交渉の進展に向けて「イルカにとって良い環境とは何か、冷静に考えなければならない」とし、過剰な反応にならないよう、暗に呼び掛けた。