妻に睡眠剤入りカレー 殺人などで夫と母親起訴

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 柏市の弥谷麻衣子さん(30)の遺体が茨城県取手市の夫の実家から見つかった事件で、千葉地検は28日、殺人と死体遺棄の罪で、夫の柏市南柏中央8、元銀行員、弥谷鷹仁容疑者(36)を起訴した。鷹仁被告が殺害前に、妻の麻衣子さんに睡眠導入剤を混ぜたカレーを食べさせていたことも新たに分かった。鷹仁容疑者を手助けしたとして殺人ほう助と死体遺棄の罪で、取手市井野台4の実家に住む母親で無職、弥谷恵美容疑者(63)も起訴した。

 起訴状などによると、鷹仁被告は3月4日午後2時半ごろ、自宅で睡眠導入剤を混ぜたカレーを妻に食べさせ、同4時半~5時まで間に柏市内の路上に止めた乗用車内で妻の首を両手などで締め殺害。恵美被告と共謀し、同7時50分ごろ、実家敷地内にあらかじめ掘っておいた穴に妻の遺体を埋めて遺棄したとしている。

 恵美被告は、鷹仁被告が妻を殺害すると知りながら都内の喫茶店で2月23日、遺体遺棄場所として自宅敷地を提案。鷹仁被告の依頼に応じて3月1日、遺棄現場の穴を掘るためのシャベルなどを購入し、同2日に2人で穴を掘って殺害を手助けしたとされる。

 県警の捜査段階で鷹仁被告は、殺害と死体遺棄を認める供述をしていたが、恵美被告は「鷹仁が本当に実行するとは思わなかった」と供述していた。