住民不安早期解決を 夏休みも「外歩けない」 船橋女性刺傷

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女性が男に刺された殺人未遂事件で、現場検証する県警の警察官ら=25日午前10時40分ごろ、船橋市
女性が男に刺された殺人未遂事件で、現場検証する県警の警察官ら=25日午前10時40分ごろ、船橋市

 25日未明に船橋市内の住宅街で女性会社員(25)=同市=が男に刺された殺人未遂事件は、県警が通り魔の可能性があるとみて捜査。周辺住民らは「子どもを出歩かせられない」と不安そうに話し、「早く犯人が捕まってほしい」と事件の早期解決を求めた。

 女性が刺された現場は、新京成線滝不動駅から東に約1キロの閑静な住宅街で、同市立大穴小学校近く。周辺道路では約300メートルにわたって規制線が張られ、現場検証。住民らは、警察官やパトカーが行き来する様子を心配そうに見つめた。

 2人の小学生を持つ30代パートの女性は「事件のことを聞いて子どもたちは怖がっている。犯人が見つかるまで外で遊ばせられない」と不安そうに話した。

 路上は街灯が少なく、深夜は歩行者や自動車の通りもほとんどなくなる。深夜0時ごろに20代の娘が歩いて帰宅することがあるという60代の自営業男性は、事件があった時間帯のため、「しばらくは最寄り駅まで迎えに行こうと思う」と心配した。

 大穴地区に50年以上住み、防犯の声掛け運動に参加したことのある70代女性は「大穴で物騒な話は聞いたことがなかった」と信じられない様子で、20代の女性会社員は「夜遅く帰宅することもある。同世代が狙われたのでとても怖い」と戸惑った。

 現場付近で自転車に乗っていた大穴小の女子児童は「両親からいつも以上に早く帰るように言われた。学校が始まるので早く捕まってほしい」と早期解決を望んだ。

 現場の状況などから通り魔の可能性があるとみて、船橋東署は周辺の防犯カメラ映像の解析などを進めている。