熱中症84歳男性死亡 市原、エアコン不使用で 

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 千葉県は13日、市原市大厩(おおまや)の自宅にいた男性(84)が11日に熱中症で倒れ、その後死亡したと発表した。県内での熱中症の死者は今夏2人目。

 県消防課や同市消防局によると、同日午後5時40分ごろ、男性が自室のベッドに意識、呼吸がない状態で倒れているのを、帰宅した息子が見つけ119番通報。男性は熱中症と診断され、搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認された。救急隊の到着時、室内は高温で、エアコンは作動していなかったという。

 銚子地方気象台によると、同日の市原市(牛久)の最高気温は35・3度に達していた。

◆27人搬送、重症2人

 13日は県内15の観測地点のうち14地点が30度を超える真夏日となり、県の午後4時時点の集計によると、熱中症とみられる症状で27人が救急搬送され、うち市川市の男性(83)と同市の女性(74)が3週間以上の入院が必要な重症となった。男性は自宅、女性は買い物先から搬送。いずれも意識はあるという。

 県内では11、12の両日で計132人が熱中症とみられる症状で救急搬送。銚子気象台は「今月いっぱいは暑い日が続きそう」と予想し、県環境政策課は「小まめな水分補給、エアコンや扇風機の利用を心掛けて」と改めて呼び掛けた。