猛暑でレールゆがむ 運転5時間見合わせ 銚子電鉄 木更津で最高更新 5地点で35度超 熱中症重症3人

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 3日午前11時10分ごろ、銚子市の銚子電鉄君ケ浜-海鹿島間で、外川発銚子行き上り電車の運転士がレールのゆがみに気付き、無線で連絡した。同電鉄によると、猛暑による熱でレールが曲がったとみられる。

 この影響で、同電鉄は午前11時40分ごろから約5時間、運転を見合わせ、上下10本が運休した。

 銚子電鉄は同日、厳しい経営状況を逆手に取って命名したスナック菓子「まずい棒」の販売を開始していた。

◆木更津で最高更新 5地点で35度超

 千葉県内は3日も高気圧に覆われ、木更津市(36・3度)で連日、今年最高を更新するなど気温が上昇。気象庁の県内15観測点では、5地点で35度以上を記録し猛暑日となった。

 気象庁によると、日本海側からの風が山を吹き下ろす「フェーン現象」の影響で東海地方などで気温が上がった。最高気温が35度以上となる厳しい暑さは東日本で8日にかけて、西日本では10日ごろにかけて続く見通しで、十分な熱中症対策を引き続き呼び掛けた。

 日中の気温上昇に伴って大気の状態が不安定になる。上空の風が弱く、発達した積乱雲が停滞する恐れがあり、今後も午後は山沿いを中心に局地的な雷雨、落雷、突風などに注意が必要になる。

◆熱中症重症3人

 千葉県内では3日も、熱中症とみられる症状での救急搬送者が相次ぎ、県の午後4時時点の集計で、3人が3週間以上の入院が必要な重症となった。

 県消防課や県内各消防本部によると、重症者は印西、千葉、茂原市で各1人。印西市では午前9時10分ごろ、自宅の寝室にいた女性(80)が意識を失い、千葉市若葉区では同11時半ごろ、屋外で荷物の積み降ろし作業をしていた男性(24)が倒れた。茂原市では午後2時ごろ、男性警備員(33)が道路上で卒倒し、通行人女性が119番通報した。

 このほか、3週間未満の入院が必要な中等症が19人、軽症が31人で、搬送者の総数は53人。

 週末も暑くなると予想され、県環境政策課は「外出する際は、小まめに日陰で休んだり、日傘を使うなど注意して」と呼び掛けた。