成田、市原35度超え 熱中症で千葉県内78人搬送 連休最終日も猛暑

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各地で猛烈な暑さを記録した16日、東京・日本橋三井ホールで開かれている「アートアクアリウム2018」は涼を求める人たちでにぎわった。約8千匹の金魚や錦鯉が舞い泳ぐ幻想的な空間に、千葉市から友人と訪れた女性は「インスタ映えしてきれい」と話した。9月24日まで開催される(共同)

 3連休最終日の16日も日本列島は東北から九州にかけて高気圧に覆われ、内陸を中心に各地で猛烈な暑さが続いた。千葉県では、成田市で35・5度、市原市牛久で35・2度と、35度を超えて猛暑日に。共同通信の集計では、熱中症とみられる症状の救急搬送は全国で1443人に上り、うち静岡、三重の各県で計2人が死亡。千葉県内では78人が救急搬送された。今後も厳しい暑さが続く見込みで、気象庁が熱中症に最大限の注意を呼び掛けた。

 千葉県では、35度を超えた成田市、市原市牛久のほか、茂原市(34・7度)、香取市(34・4度)、佐倉市(同)など、気象庁の県内15観測所のうち、銚子市(29・8度)を除く14カ所で30度を超えた。

 岐阜県では揖斐川町や多治見市などで39度を超え、今年の最高気温を観測。群馬や愛知、京都などでは38度以上を観測する地点もあった。

 気象庁によると、朝から気温の高い状態が続き、午後5時現在で全国927観測点のうち646地点が真夏日になり、うち186地点が猛暑日となった。

 岐阜県の揖斐川町は午後2時すぎに今年最高となる39・3度を記録し、多治見市と岐阜市も午後3時までにそれぞれ39・0度を観測。15日の最高気温(揖斐川町や京都府福知山市の38・8度)を抜いた。岐阜県美濃市や郡上市、群馬県伊勢崎市で38・8度、愛知県豊田市で38・7度となった。

 栃木県大田原市(最高気温37・1度)や兵庫県朝来市(同37・5度)などでは観測史上最高を記録した。北海道でも道東地方を中心に気温が上昇し、鶴居村や広尾町などで31度超となり今年最高を記録した。

 気象庁によると、太平洋高気圧の勢力が依然として強く、東日本や西日本の厳しい暑さはさらに1週間程度続くとみられる。