貨物列車が脱線 蘇我駅近く、在来線に影響なし

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脱線現場を確認する作業員=16日午後5時ごろ、千葉市中央区
脱線現場を確認する作業員=16日午後5時ごろ、千葉市中央区

 16日午後1時45分ごろ、千葉市中央区今井のJR蘇我駅近くの貨物専用線で、東京都内から同区浜野町の貨物ターミナルに向かっていた貨物列車(19両編成)の4両目が脱線し、車両が傾いた。けが人はおらず、JR在来線の運行や乗客に影響はなかった。国の運輸安全委員会は鉄道事故調査官2人を17日に現地へ派遣する。

 車両と荷物を管理するJR貨物によると、グループ会社の京葉臨海鉄道が運行し調味料などを運んでいた。運転士が異常な揺れを感じ、停車して確認した結果、4両目の左右八つの車輪全てが脱線していた。詳しい原因を調べている。現場は線路を分岐するポイント上だった。調査での現場保存のため、同線の復旧のめどは立っていない。

 千葉中央署によると、脱線の影響で、現場付近の踏切2カ所の遮断機が一時下りたままになったため通過する車を迂回(うかい)させる措置を取った。

 現場近くの会社員、外崎雄太さん(23)は「夜勤明けで寝ていたら『ギャギャギャ』という大きな音で目が覚め、見に来たら脱線していた。こんな事が起こるとは」と驚いた様子だった。