1550万円徴収できず 富里市が20年課税漏れ

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 富里市は21日、市内の分譲マンション13棟のうち7棟で、課税すべきだった土地にかかる固定資産税と都市計画税について、約20年にわたり計約2350万円の課税漏れがあったと発表した。地方税法上、5年経過するとさかのぼって課税できないため、うち約1550万円は追加請求できないという。

 同市課税課によると、課税漏れは1999年度から本年度までの間、土地と家屋の納税義務があるマンションの世帯に、誤って戸建て住宅の免税ルールを適用し、土地分の税額を課税していなかったのが原因。20年にわたり課内全体で誤った方法が引き継ぎされていた。

 先月10日に、地価が上昇した地区のマンションの住民から「税額が高くなった」と問い合わせがあり、調査したところミスが発覚。さかのぼって請求できる5年分約450件、計約800万円について、対象住民に謝罪の上、来月中に課税する方針。

 同課は「税務行政の信頼を著しく損ねたことを深くお詫びする」と陳謝した。