船橋のファン嘆き チケット買えない 5月19、20日 千葉ジェッツCS準決勝 28小で運動会

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 バスケットボール男子Bリーグ王者を決めるプレーオフのチャンピオンシップ(CS)で順調に勝ち上がった「千葉ジェッツふなばし」が、ホーム開催となる準決勝(19、20日、船橋アリーナ)で、対戦相手の琉球ゴールデンキングス以上の“難敵”に苦しめられている。市民と一体でジェッツを応援する市だが、19日には市内全小学校の半数にあたる28校で「運動会」を予定。雨なら20日に順延されるため、船橋の親子ファンから「チケットを買いたいのに買えない」と悲鳴が上がっている。

 レギュラーシーズンでジェッツはファンの声援を受けて勝ち星を積み重ね、CS準決勝でのホーム開催権を獲得。12、13日のCS準々決勝で、川崎ブレイブサンダースとの死闘を制して、船橋アリーナでのCS準決勝開催が現実のものになった。

 リーグ1位の観客動員数を誇るジェッツのホームゲームは、ジェッツカラーの赤いシャツを着たファンが応援席を埋め尽くし、アリーナ全体を赤く染めて選手を後押しするのが特徴。そんな熱いファン待望のチケット販売が14日に始まったが、チームや同市関係者から戸惑いの声が聞かれた。

 市によると市内の全54小学校のうち、28校で19日に運動会を予定。同日は、銚子地方気象台の予報で「曇り一時雨」となっており、降水確率は60%。雨天時は運動会が翌日に順延となるため、多くの親子ファンは「19日」「20日」の両日のチケットを予約することができず、「困った」。

 ジェッツの広報担当者は「試合の日程はチームで決められないので仕方ない」と話し、「学校行事」に「天気」という倒しようのない難敵にため息。「うちの観客は家族連れが多いので影響はあると思う」と本音を漏らした。

 Bリーグ王者になったら「優勝パレードを行う」と“公約”している松戸徹船橋市長は、ファンを困らせる「日程」と「天気」の壁を打ち砕くように、「初のBリーグ制覇のため、会場で直接熱い思いを選手たちに送って」と多くのファンがCS準決勝会場に詰め掛けるよう求めた。