関係者衝撃「あってはならない」 千葉市家族4人殺傷

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 家族4人殺傷事件で元千葉市議が逮捕される事態に、同市議会関係者に衝撃が走った。かつての同僚市議らは「ショック」「あってはならない事件」と驚きを口にした。

 オペラ歌手として活動していた小田求容疑者(46)は、当時市議だった熊谷俊人市長の市長選転出などによる2009年10月の稲毛区の市議補選(欠員2)で初当選。11年4月の市議選では2743票を獲得して再選したが、15年4月の前回市議選は出馬を見送った。

 初当選から10年11月までは当時の民主党会派に所属していたが、市議会事務局総務課によると、小田容疑者は「党の考え方に同意できない」などとして会派を離脱。関係者によると、11年4月の市議選でも当初は民主党(当時)から公認を受けたが、支援体制を巡って意見が対立し結局無所属で出馬したという。

 市議の一人は「なぜ議員になったのか、よく分からない人だった。在任中から精神的に不安定なところがあった。かつての同僚が事件を起こしショック」。別の市議は「詳しい内容が分からないので、軽々しくコメントできない」としつつ「元市議だろうが何だろうが決して起こしてはならない事件。兄に娘を刺された母親の心的ショックが心配」と話した。

 同課によると、小田容疑者は元議員の親睦団体に当たる『議友会』に所属していなかった。同課は「市議を辞めてからの状況は全く把握していない」と説明した。市議らも「(小田容疑者が)最近はどこで何をやっているか分からなかった」と打ち明けた。

◆熊谷市長「捜査見守る」

 熊谷市長は自らのツイッターで「千葉市でこのような事件が起き、女児が亡くなられたことに衝撃を受けています。県警の捜査を見守るとともに、元市議という情報もあり、事実確認を行っていきます」とつぶやいた。