理科実験で5人搬送 千葉市の中学 いずれも軽症

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生徒5人が病院に搬送された市立千城台西中学校=11日午後、千葉市若葉区千城台西2
生徒5人が病院に搬送された市立千城台西中学校=11日午後、千葉市若葉区千城台西2

 11日午後0時半ごろ、千葉市若葉区千城台西2の市立千城台西中学校(浅子聡校長、生徒305人)で、女性養護教諭が「硫化水素発生の実験中に生徒5人が体調不良」と119番通報した。2年生の男子4人、女子1人の計5人が体調不良や頭痛を訴えて病院に搬送されたが、いずれも軽症で命に別条はなく、学校に戻った後に帰宅した。

 市教委や消防によると、2時間目に1階理科室で行われた2年生の授業で、30代の女性教諭が男女32人を指導。硫化鉄に塩酸を加えて硫化水素を発生させる実験を行ったところ、授業後に体調不良を訴えて5人が保健室で休養した。うち2人は気分が回復せず救急搬送し、残る3人も念のため搬送した。実験中に理科室は換気していたという。

 消防も併せて出動し、生徒を校庭に避難させて硫化水素の検知作業を行ったが検知されなかった。

 同校は部活動を中止して放課後に職員会議を開き、生徒の健康状態などの情報を確認しあった。

 武満直登教頭は「(生徒や保護者に)心配を掛けて申し訳ない。安全確認を徹底したい」と話した。

 市教委は「授業内容に問題はなかった」としている。