千葉・船橋通り魔「ゲームイメージ」 2人刺した理由で被告 千葉地裁

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 千葉市と船橋市で2016年8月、中学3年の女子生徒=当時(14)=と女子大生=同(19)=が刃物で刺された連続通り魔事件で、傷害と銃刀法違反などの罪に問われた埼玉県ふじみ野市、無職、大野駿被告(23)の第4回公判が7日、千葉地裁(岡田健彦裁判長)で開かれ、被告人質問が行われた。大野被告は2人を刺した理由について「ゲームをイメージした」と説明した。

 大野被告は「果物を切るゲームやチャンバラのまねをして遊びたかった」と、事件当日にショッピングセンターで果物ナイフを購入。ナイフを使って公園で落ちてくる葉を切ったりしているうちに「楽しくなって、馬に乗っている気分になった」と述べた。

 いつ人を切りたくなったか問われると「考えていなかった」と答えた一方、「怖くなかった」と若い女性を狙った理由を明かした。被害者に向けては「謝りたい」と述べた。

 これまでの公判で、弁護側は「重度の知的障害があり、善悪を判断する能力や行動を制御する能力がなくて実行した」と主張している。