鉛やフッ素、基準超え 千葉市の旧清掃工場

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土壌調査で基準値を超える有害物質が確認され、ビニールシートで覆われた敷地内=千葉市若葉区の旧北谷津清掃工場(同市提供)
土壌調査で基準値を超える有害物質が確認され、ビニールシートで覆われた敷地内=千葉市若葉区の旧北谷津清掃工場(同市提供)

 千葉市は17日、建て替えに向け閉鎖中の旧北谷津清掃工場(同市若葉区北谷津町)の計27地点で、国の基準値を超える鉛やフッ素が検出されたと発表した。鉛の土壌含有量は基準値の最大7・3倍で、市廃棄物施設整備課は「人体や周辺環境への影響はない」としている。詳しく調査し、汚染土壌を撤去する。

 市は建て替えにあたり昨年12月~今年3月、同工場敷地内で土壌調査を実施。その結果、291地点のうち22地点で、鉛とその化合物、フッ素とその化合物の溶出量が国の基準値の1・03~2倍だった。鉛とその化合物の土壌含有量は5地点で、同1・07~7・3倍。ダイオキシン類の基準超過はなかった。

 汚染箇所はビニールシートで覆い、汚染土壌の飛散を防ぐ。同課は職員に聞き取りをして原因を調べる方針。汚染の深さを調べて土壌の入れ替え方法などを検討するほか、地下施設部分の土壌は解体工事時に改めて調査する。同課は「早急に対策して安全宣言したい。新工場建設のスケジュールには影響しない」と述べた。