関与疑い組長ら逮捕 松戸・車銃撃で男女7人

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 松戸市松戸の国道6号で昨年5月、指定暴力団稲川会系の元幹部が乗ったワゴン車がオートバイに乗った男から銃撃された殺人未遂事件で、松戸署捜査本部は19日、事件に関与した疑いがあるとして柏市富里2、稲川会系組長、伊沢隆志容疑者(47)ら男女7人を逮捕・送検したと発表した。同本部は伊沢容疑者が主導的な役割を果たし、元幹部とのトラブルが背景にあるとみて実行犯などの特定を進める。他に組幹部1人を全国に指名手配した。

 同本部によると、伊沢容疑者は今月18日、柏市内で自動装塡(そうてん)式拳銃1丁と実弾6発を所持していたとして、銃刀法違反(加重所持)の疑いで現行犯逮捕。暴力団組長であることを隠し昨年5月、レンタカー1台(普通乗用車)を借りた詐欺の疑いでも逮捕された。レンタカーは発砲事件で何らかに使用されたとみられる。

 また今回、道路運送車両法違反容疑で逮捕された松戸市大橋、榊原賢容疑者(49)と共謀し、昨年5月10日午後6時~同5分までの間、偽造ナンバーを付けた犯行に使われたバイク(250㏄)を現場付近で走行させた疑い。

 他に伊沢容疑者が事件に関係していることを知りながら柏市内のアパートにかくまったり、逃走中に携帯電話2台を渡すなどしたとして、犯人隠避・蔵匿などの疑いで男女5人を逮捕した。同本部は7人の認否を明らかにしていない。

 松戸市内では昨年6月、住宅に銃弾が撃ち込まれる事件が相次ぎ、別の稲川会系組長ら6人が逮捕されている。同本部で車への銃撃事件との関連を調べている。