千葉市で不審物騒ぎ 歳末の県都厳戒 【年の瀬の千葉県内火災、不審物】

  • 0
  • LINEで送る

不審物が見つかり騒然とする京成千葉中央駅東口ロータリー=28日午前9時55分ごろ、千葉市中央区
不審物のバッグを運ぶ警察官=28日午前11時5分ごろ、千葉市中央区の京成千葉中央駅付近

 年の瀬の慌ただしさが続く中、28日は未明から朝にかけて船橋市と香取市で計2件の火災が発生し、2人が死亡。また、千葉市中央区のホテルや映画館などが入る複合施設で不審物騒動も。布製キャリーバッグには爆発物などはなかったが、立て続けに起きた火災、不審物騒動に、緊張が走った。

◆爆発物処理班に騒然 千葉市

 28日午前7時5分ごろ、千葉市中央区本千葉町の京成千葉中央駅に隣接する「京成ホテルミラマーレ」の従業員から「1階のコーヒー店前にバッグが置かれている。確認してほしい」と千葉中央署に通報があった。不審物は爆発物ではないことが確認されたが、慌ただしい年の瀬に、周辺は一時騒然。同署は威力業務妨害容疑で捜査している。

 同署によると、バッグは黒色の布製キャリーバッグで縦約70センチ、横約40センチ、奥行き約20センチ。午前6時半ごろ、同ホテルの警備員がコーヒー店の外の通路に置かれているのを防犯カメラ映像で気付いた。警備員が映像を見直すと、約15分前に男性とみられる人物がバッグを置いたという。

 千葉県警は、同8時ごろからバッグが見つかった付近の同駅東口ロータリーへの立ち入りを禁止。爆発物処理班がX線で中身を確認し、危険物の可能性はなかったとして同11時45分ごろに規制を解除した。バッグには灰色っぽい封筒1点が入っていたという。

 騒動により、複合施設内の映画館や飲食店は正午ごろまで営業を見送り。京成ホテルミラマーレの管理本部・川守田篤部長(47)は「師走の忙しい時にびっくり」、冬休み中の息子3人を連れて映画を見に来た同市若葉区の会社員男性(34)は「非常に残念。これから他の場所を探す」と戸惑った様子で話した。