灯油にガソリン混入 購入した16人特定、回収へ 千葉市のスタンド

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 千葉市は27日、同市緑区高津戸町のガソリンスタンド「ミツウロコ石油あすみが丘SS」が、ガソリンが混入した灯油計約400リットルを誤って客16人に販売したと発表した。市は同SSに灯油計量機の緊急使用停止命令を発し、使わないよう注意喚起していたが、同日午後6時ごろまでに購入者全員と連絡が付いた。

 市消防局指導課によると、同SSが26日午後2時50分~7時に販売。灯油の地下タンク(約1万9千リットル)に荷下ろしする際、誤ってガソリン約700リットルを混ぜたとみられる。同社の社員が27日午前4時ごろ、緑消防署を訪れ報告したことから発覚した。

 引火点が通常の灯油に比べて低く、ストーブなどに使うと異常燃焼して火災につながる可能性が高かったため、購入者は使わずに通報するよう、市が市民向けの「安全安心メール」や防災行政無線で呼び掛けていた。購入者からの通報や千葉南署の捜査で、全て回収できる見込みになった。

 事故の報告はない。同局は混入原因を詳しく調査した上で、同社の処分などを検討する。