車の男に懲役10年 トレーラー横転死亡事故 千葉地裁

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 習志野市茜浜2の国道357号香澄交差点で6月、乗用車と大型トレーラーが衝突し、横転したトレーラーの男性が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)などの罪に問われた車の元飲食店従業員、桧垣正和被告(43)=船橋市=の裁判員裁判の判決公判が25日、千葉地裁で開かれ、金子武志裁判長は「非常に危険で無責任」として、求刑通り懲役10年を言い渡した。

 金子裁判長は「アルコールの影響を強く受けた危険性が高い悪質な運転。死亡事故は起こるべくして起きた」と指摘、弁護側の交差点の構造が複雑で赤信号を見落とし過失運転にとどまるとの主張を退けた。

 判決によると、桧垣被告は6月14日午前5時ごろ、無免許で乗用車を運転し、習志野市茜浜2の国道357号で、アルコールの影響により正常な運転が困難な状態で車を走行させ、同交差点の赤信号を通過し、左から来たトレーラーに衝突。トレーラーを横転させ、市原市姉崎、運送会社社員、熊倉信一郎さん=当時(50)=に重症頭部外傷の傷害を負わせて死亡させた。