快足サル?マラソン選手並み 時速20キロで南下か 船橋、千葉市でも目撃情報

  • LINEで送る

 「同一のサルなら時速20キロで移動したことになる」-。市川市内で13日に目撃情報が相次いだ“サル騒動”は、14日には船橋市、千葉市へと南に場所を変えて出没情報が地元自治体などに寄せられ、都市部住民らを驚かせた。目撃時間と場所を結ぶと、約1時間25分でおよそ27キロの計算も。同一のサルが駆け抜けたならマラソン選手並みのスピードで、自治体職員らをうならせている。

 船橋市によると、同日午前8時15分ごろ、市川自動車教習所付近(船橋市藤原1)で最初の目撃情報が入った。その後も同市内の上山町3、金杉2などで情報が相次ぎ、船橋署にも市民らから数件の通報があったという。

 同市で最後の目撃情報から約1時間25分後、およそ27キロ離れた千葉市緑区で4歳児がサルを目撃したという新たな情報が千葉南署に寄せられた。ただ、同署員らが現場を捜索したが見つからなかった。

 千葉市環境保全課の担当者は「同一のサルなら船橋から時速20キロで移動したことになる。トラックの荷台に乗ったかも」と移動手段に、こっそり車を使った可能性など想像を巡らせる。

 サル騒動の広がりを警戒しつつ、千葉市動物公園の担当者は「目撃しても不用意に近づいたり、餌を与えたりしないで」と指摘。各市はホームページなどで近づかないよう注意を呼び掛けている。