理科実験で3人やけど ランプ倒れ、顔や首に 茂原・中の島小

  • LINEで送る

事故が起きた理科室=7日、茂原市立中の島小学校
記者会見で事故当時の状況を説明する近藤宏明校長=7日、茂原市立中の島小学校

 7日午前9時50分ごろ、茂原市立中の島小学校の校長が、「理科の実験中にアルコールランプが倒れ、4年生3人がやけどした」と119番通報した。4年生の男女3人が顔と首にやけどを負い、病院に搬送された。3人は全治2~4週間ほどのやけどで、いずれも治療を受けた後に帰宅したという。

 同校や茂原署などによると、事故は午前9時45分ごろ、児童30人が理科室で気体の温まり方を調べる実験中に起きた。理科担当の男性教諭(58)が、グループに分かれて座っていた児童の机を回り、火を付けたアルコールランプを三脚の下に置いた際、誤ってランプを倒した。ランプからアルコールが漏れて、火が付いたとみられる。

 10歳と9歳の女子児童2人は火が出たランプがあった机にいて、顔にやけどを負った。隣の机で背中を向けていた男子児童(10)は首をやけどした。女子児童2人はドクターヘリで病院に搬送され、男子児童は救急車で運ばれた。他にけが人はなく、火はすぐに消えたという。同署や消防は詳しい状況を調べている。

 同校は午後4時から記者会見を開き、近藤宏明校長が事故時の状況を説明。ランプの取り扱いには十分注意していたと説明した上で「児童にやけどを負わせ、他の児童を不安にさせて大変申し訳ない」と謝罪。男性教諭は「けがをさせた子どもたち、保護者に大変申し訳ない」と話しているという。

 近藤校長は「今後はランプの取り扱い方などを再度確認し、このような事故がないよう全職員で研修して授業に取り組みたい」と述べ、やけどの3人へは「早く回復して元気に学校に来てほしい。実験に不安を覚えたと思うので、不安解消にも取り組む」と語った。