下水道料28年徴収漏れ ビル1棟、289万円時効 佐倉市

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 佐倉市は10日、市内の雑居ビル1棟に対して28年間にわたり下水道使用料の徴収漏れがあったことに気付かず、想定額約289万円が時効により徴収不能になったと発表した。

 市給排水課によると、対象のビルは住居と店舗の入った4階建ての物件。事務処理の過程で下水道未使用の登録となっている建物があることに職員が気付き、資料を調べたところ1989年4月に下水道接続の完了検査を実施した記録が見つかった。今月1日に現地調査を行い徴収漏れの事実を確認した。ビルと下水道を接続した当時、使用登録の処理漏れがあったことが原因という。

 現時点で徴収可能な過去5年分の下水道使用料は約76万円、徴収対象者は18人で、それ以前の使用料は地方自治法の規定により徴収不能になるという。

 同課の担当者は「関係者へのおわびと丁寧な説明を実施する。今後も事務の点検を継続し、再発防止に努める」としている。