千葉県内文化財6件に被害 台風21号、屋根や塀損壊

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 先月の台風21号で、国の重要文化財を含む千葉県内の6文化財が屋根の損傷などの被害を受けたことが7日、県教委への取材で分かった。所在地は6市町に及ぶ。

 県教委によると、被害文化財は国指定が4件で県指定が2件。うち国の重要文化財は▽大多喜町の「渡辺家住宅」(江戸時代末期の商家)で瓦3~4枚が落下▽いすみ市の大聖寺で「不動堂」の風よけ板塀が倒壊-の2件が確認された。渡辺家住宅は既に所有者による修復が完了。不動堂は復旧方法を検討中という。

 香取市の「良文貝塚」(国史跡)では、のり面が幅20メートルにわたり崩れたが、貝が埋まった部分は無事。

 県指定文化財は、佐倉市の「河原家住宅」でかやぶき屋根が損傷して雨漏り。市原市の飯香岡八幡宮では天然記念物の「夫婦銀杏」の枝が2本折れた。