中3女子2人転落か 袖ケ浦の団地 自殺か、1人死亡

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 1日午後2時15分ごろ、袖ケ浦市蔵波の団地「蔵波県営住宅」敷地内で、市立蔵波中学校3年の女子生徒2人が倒れているのを団地住民の無職男性(64)が見つけ119番通報した。2人はうち1人の自宅がある団地5階のベランダから転落したとみられる。ドクターヘリなどで病院に搬送されたが、1人は約2時間後に死亡が確認され、もう1人は頭や腕の骨を折る重傷。

 5階の部屋のベランダの外側に2人が手すりにつかまって外向きに立っていたという目撃情報や不審な外傷がないことなどから、木更津署は自殺を図った可能性が高いとみて動機などを調べている。同署などによると、2人はクラスは別で、現時点で学校側から2人についていじめなどのトラブルの報告はないという。市教委は「交友関係や家庭環境などを調べて原因を考え、保護者に伝える」とした。

 団地は5階建てで、5階ベランダは高さ約13~14メートルとみられる。2人は駐車場と住居の間のアスファルトに倒れていた。発見した男性が「音がして見たら小学生ぐらいの女児2人が倒れている」と119番通報した。現場はJR長浦駅から南西約850メートルの団地や住宅が立ち並ぶ地域。

 通報した男性は「ドーンというすごい音がして、出ていったら、女の子2人が2メートルぐらい離れて、あお向けで倒れていた。1人が『痛い痛い』と言っていた。制服でなく普段着だった」と話した。蔵波中の卒業生で同団地に住む高校1年生の男子生徒(16)は「周りでこういうことがあってショックだ」と青ざめていた。