更新忘れで2教員失職 “無免許”も生徒影響なし 千葉県内初発覚

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 千葉県教委は27日、県内公立中学校の40代の男性教諭と県立特別支援学校の50代の女性教諭が、いずれも教員免許の更新を忘れ、失効したまま授業を行っていたと発表した。2人は今月までそれぞれ3年半と1年半にわたり、無免許の状態。ただ、学習指導内容や成績評価は適切と判断されて授業は有効扱いとなり、生徒らに影響は出ないという。

 2人とも同日付で失職した。2009年に全国一律で教員免許更新制度(10年ごと)を導入後、県内公立校教員が更新漏れで失職したのは初。全国的な教員免許管理システムの本格運用に伴う照合で判明した。

 県教委によると、男性教諭は更新講習を受けたが、その後に申請が必要だと気付かず。女性教諭は小学校用免許を追加取得したことで、もともとの免許も延長されたと誤解したという。

 2人とも勤務校での定期調査に対し、十分な確認をせず回答。発覚遅れにつながった。県教委は各学校に、更新手続きの周知や厳格な調査の徹底を求めた。

 教員免許は講習を受ければ再び発行。2人は臨時講師として復帰予定だが、本採用には原則として県の教員採用試験(毎年7月)を改めて受ける必要がある。